冨田船長が考える「視診」と「望診」
皆さんは「望診」というものをご存知でしょうか?
「望診」の「ぼ」は引き離れるという意があり、これは被験者から距離を置くという意味。
距離を置くとなにが見えるかというとその人の「姿勢」です。
したがって望診法の第一番目の課題はその人の姿勢を見ることです。
これに対して「視診」というものがあります。
「視診」は部分を詳細に診ることです。
たとえば顔に表れたシミや色に注目するのは「視診」で、その人の全体を見るのは「望診」にあたります。
姿勢を見る望診ですが、姿勢のゆがみに注目するだけでなく、文字通り「ボー」とした焦点の合わない状態で、その人の全体的な雰囲気を感じ取ります。
それが望診の土台で、これに対して腰のゆがみや肩の不揃いなどに注目するのは「望診」のなかの「視診」です。
部分は全体によって規定され制限を受けているので、あまりに部分にこだわると全体との関連性が見えなくなってしまい誤判断になるかもしれません。
顔の部分を診る前に顔全体をボーとみることです。
その印象を背景にして「視診」をします。
みていく順番としては、
その身体全体の印象
↓
姿勢のゆがみ
↓
顔全体の印象
↓
鼻
↓
シミ
↓
眼
↓
白目の色
という感じでしょうか。
この順番は別な表現で言えば 直感判断から理性的判断へ移り変わるということです。
全体を見るのは直感 部分を診るのは理性ということ。
直感は無意識的ですから、全体の判断力の主役です。
そういう意味では望診とは無意識にやるもの、視診とは意識的なものということだと考えています。
本セミナーでは「心」と「内臓」をテーマに置くように、普段はみえないものを診ていき見ていきます。
基本中の基本から触れていきますので、安心してご参加くださいね。
お待ちしております。
※本イベントは、申し込まれた方、当日不参加になってしまった方、全員に後日アーカイブ動画をお送りします。
11/23(火)望診法〜入門編〜 身体と顔を見てわかる心と内臓の状態
- 開催日時: 11/23(火) 13:00〜15:00
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